ご覧いただきありがとうございます。
GW直前になり、色々制限が解除され始めました。
今年は海やプールでのレジャーを楽しみたいですよね。
海やプールの後。あれ?髪が明るくなったような気がする。ゴワゴワしたような。
そんな事があったのではないでしょうか?
気のせいではありません。取り返しのつかないダメージヘアになることも。。。
でも夏に海やプールで楽しみたいですよね!出かける前、海やプールに入った後のケアで髪のダメージや色落ちを軽減することはできます。
それでは、美容師キャリア20年以上のKAZUが海やプール後の髪のケアをご紹介いたします。
なぜカラーが褪色するの?
海は当たり前ですが、しょっぱいですよね。水が97%、残り3%が塩分です。
塩化マグネシウム・硫酸マグネシウム・硫酸カルシウム・塩化ナトリウムの4種類に分けられます。
この塩分が髪に影響があります。
- 塩化マグネシウムは髪のケラチンを溶かしてしまいます。
- 硫酸マグネシウム・硫酸カルシウムは硫酸を含んでいるため髪のダメージが大きく、切れ毛の原因になります。
- 塩化ナトリウムはいわゆる塩です。髪についた余計な塩分を取り除くために、水分で塩を押出して濃度を調整します。そのため髪の水分までも奪ってしまうので、ハリコシがなくなるだけでなく乾燥毛になってしまう恐れがあります。
乾燥毛になったり髪のハリコシが抜けてしまうほどに毛髪内部が溶けたり、流出したりする程なので、ヘアカラーなんてものはこれらより遥かに早いタイミングで抜けていってしまう事が考えられます。
髪は弱酸性ですが、海は弱アルカリ性。この弱酸性・弱アルカリ性というのも髪に影響をあたえてます。
海水は弱アルカリ性
健康な髪の毛は弱酸性でできており髪の毛がアルカリ性に傾くことによって、髪の外側部分にあるキューティクルが開き出します。
さらに、空気中には酸素が含まれ、空からは太陽の熱エネルギーがそそがれます。
そしてその開いたキューティクルの隙間に入り込んだ酸素に熱のエネルギーが加わることにより、脱色反応が促進されます。
これが海に行ったあとに髪が色落ちしている原因です。
カラーやパーマはアルカリ性の薬剤を使いキューティクルを開いて、髪の内部を脱色させカラーを入れたり、髪の結合を切り髪を曲げてパーマをかけています。
海水はカラー剤やパーマ液に匹敵するくらいのアルカリ性なのです。
プール
プールは消毒・殺菌に使われている塩素が原因です。
プールは塩素の濃度が高いため脱色作用があります。
洗濯の漂白剤も塩素系ですよね。
海vsプールだとプールの方が髪にダメージを与えるとのデータもあります。プールは薬品使ってますからね。
対策方法
- ビーチやプールサイドでは、パラソルなど利用するのがおすすめです。
- 真水のシャワーを浴び髪に真水を吸わしてあげる。海水やプールの水分の吸水を緩和できます。ジムのプールには最適な方法です。
- 髪にも付けれるUVカットスプレーなどでこまめに付けましょう。海の照り返しで紫外線が2~3倍強いので、お肌だけでなく、髪もしっつかりケアしましょう。
- 夏は目の前!紫外線から髪を守るために
- 海水浴やプールの後は、しっかりとお湯(真水)でしっかりと流してあげる。
- 弱酸性のシャンプーで洗ってあげると良いです。髪がアルカリに傾いてるので、弱酸性に戻してあげましょう!
- トリートメントをする。髪の内部の補修をしてくれます。
- 海の目の前のホテルに宿泊やホテルのプールなら、ドライヤーで乾かす事も忘れずにしたいですね。髪は濡れてる時が1番痛みます。
- ドライヤーができない時は、しっかりと水分を取り、ヘアオイルなどのアウトバストリートメントで保護してあげましょう。
まとめ
流行している外人風カラーは特に海やプールでのカラーの褪色を感じるかもしれません。
海に行くとカラーの褪色は、どうしても避けられない事もあります。できれば海に行った後、しばらくたってからカラーをやるのが1番良いです。
でもお友達や家族、恋人と行く夏の思い出。髪も綺麗にしておきたいですよね?写真やSNSに楽しいイベントをPOST。。。
そんなときは、希望のカラーの色を1段階濃くしてもらったりすると、褪色しても気にならないくらいにできます。担当の美容師さんに相談すると良いですよ。
その後はしっかりケアしてあげましょう。
いかがだったでしょうか?
是非参考にして、今のご時世、中々難しいですが落ち着いたら沢山夏を楽しみたいですね!
僕は、沖縄かハワイかグアムに行きたいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント