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【分かりやすく解説】市販のカラーとサロンのカラーの違いはこれだ!

ヘアケア

ご覧いただきありがとうございます。

今やファッションとして、髪を染めるのは当たり前になってきてます。

ドラッグストアや量販店、スーパーやコンビニでも買えるカラー剤。何処でも気軽に買えますよね。

もちろん理美容室でもカラーは当たり前のメニュー。

実際、ヘアカラー剤を販売してるメーカーさんの調べでは、理美容室に出荷するヘアカラー剤より

ホームカラー用のドラックストア向けの商品の出荷の方が、かなり多いそうです。

では自宅用のホームカラーとサロンでやるカラーは何が違うのか?

この記事は市販のカラーと美容室のカラーの違いをキャリア20年以上のKAZUがご説明いたします!

カラー剤の仕組みから見ていきましょう!

カラー剤の仕組み

ヘアカラーといってもいろんな種類はあります。大きく分けると、ブリーチ剤・アルカリ酸化染料・酸性カラーです。

まずはアルカリ酸化染料、一般的なヘアカラーで説明します。

アルカリ酸化染料

ヘアカラーといえばアルカリ酸化染料です。

サロンカラーもホームカラーも1剤、2剤の2つに別れているのが主となっています。

1剤は酸化染料とアルカリ剤です。

2剤は過酸化水素水、いわゆるオキシドールです。

白髪を染めるグレーカラーでも明るくするヘアカラーでも原理は同じです。

薬剤の力で髪のキューティクルを開き、自分のメラニン色素をブリーチ剤で脱色してヘアカラーの色素を入れて発色させます。

えっ?ブリーチ?そう思われる方が大半だと思います。

ブリーチ=脱色  このぐらいはわかるけど、、、

そんなイメージですよね!

実は、ヘアカラー剤には必ずブリーチ剤が入っています。

「若い子みたいにブリーチはしてないから安心!」

これは勘違いなんです。

アルカリ酸化染料と呼ばれる多くのヘアカラー剤には、さほど明るく染まらない白髪染めでもブリーチ成分は必ず配合されています。

ヘアカラー剤は大きく2つの成分で出来ています。

ブリーチ剤と色素です。

それらが髪の中で自分のメラニンという色素を、ブリーチ剤が脱色してら新しくヘアカラー剤の色素を入れ込んでる。という感じです。

もっと詳しく書くとアルカリやら酸化重合やら専門的なお話もありますが、難しくなるのでこんなイメージで大丈夫です。

酸性カラー

いわゆるマニキュアと呼ばれています。単体で使用し、色で髪の表面をコーティングします。キューティクルを開くことがないので明るくはできません。色味を出すには白髪や脱色すると綺麗な色が出ます。

また、ダメージが出ない・ハリ・コシ・艶がでるのでインナーカラーなどで脱色した後、色味を入れるのに使用します。

ブリーチ剤

酸化染料から色素を除いたものです。メラニン色素を破壊して髪を明るくします。また、脱色することによりデザインの幅を広げられるので、頼もしいアイテムです。

ヘアカラー・マニキュア・ブリーチと見てきました。次にホームカラーとサロンカラーをみていきましょう!

サロンカラー

サロンカラーはプロの美容師が使うことを前提として作られているので、知識が必要です。

粘性のあるクリームタイプが多く、髪の状態によって塗り分けやデザインの精細な技術に適しています。また沢山の色味があり、混ぜる事によりご要望に沿った色を作り出すことができます。

美容室のカラーの独特な刺激臭は、1剤のアルカリにアンモニアを使っているものが多く、においはありますが、髪の内部に残りにくく髪の負担が少ないです。

また2剤のオキシも2~6%と種類があり髪の状態によって調節ができます。

ホームカラー

ホームカラーは自分で使うことを前提として作られています。

色ムラが分かりにくいなど、失敗が少ない設定が基本となっており、毛髪に広がりやすい泡や液体で、一人でも簡単に染めることが出来ます。

混ぜて色を作る事はなく、簡単さや失敗の少なさを重視しています。

ホームカラーは主にお風呂でやる事が多い事から、揮発性の少ないモノエタノールアミンというアルカリ剤が含まれています。これには、仕上がりの手触りを良くする成分があり、ニオイも最小限におさえにおわない!が売りの1つです。ただこのアルカリ剤が毛髪内部に残留しやすいといった点があります。

ホームカラーとサロンカラーの違いを見てきました。気軽にいつでもできる安価なホームカラー。高いけどプロにやってもらえるサロンカラー。

どちらがおすすめか?

それではみていきましょう!

どちらがおすすめか?

市販のカラー剤は安物だし粗悪品なので、髪の毛はとっても傷む!

美容院のカラー剤は、高級で品質が良いので傷まない!

大体こう言うような事は美容師さんに言われた事があると思います。

はっきり言うと。。。

ホームカラーの薬もサロンカラーの薬剤も、中身は微妙な違いだけです。

染まる原理、仕組みも同じです。

でもカラーをやるなら僕はサロンカラーをおすすめします。

美容師だからでしょ?と思われると思いますが、理由をみていきましょう!

なぜサロンカラーなのか?

ヘアカラー(酸化染料)のところで説明した、カラー剤にはブリーチ剤が配合されている。これが決め手です。

ブリーチ(脱色)は同じ部分で一回のみ!

これがもっともダメージの少ないヘアカラーなのです。

同じ部分の髪を何回もブリーチするからヘアダメージは増えていくんですね。

髪の毛というのは、だいたい月に1センチぐらい伸びます。

例えば2ヶ月前に染めたとすると、根元には2センチ程度の染まっていない髪が生えてきます。プリン状態と言われるやつです。

これをホームカラーで染めるとき、泡カラーなどで全体に揉み込む?

そんな事を毎回やると、毛先は毎回ブリーチ(脱色)して染める事になります。これが原因でどんどん髪のダメージは蓄積されます。

美容師は根元だけ染めるリタッチと言う技術があります。

必要な所だけブリーチ(脱色)をして、必要のない所は2剤のオキシを弱めて色味だけ入れたり、必要がなければカラー剤は塗りません。

髪は1度ダメージを受けると元には戻らない死滅細胞です。なるべく髪にダメージを蓄積させない用にするのが美容師です。

僕が自分の髪をリタッチする時、毛先にカラー剤を付けないのは塗りやすいホームカラーでは難しく、毛先まで付いてしまいました。プロでも自分の髪は難しいです。

なのでサロンカラーをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ホームカラーにはホームカラーの良さもあります。男性の白髪染めなら髪も短いので痛んでもすぐに毛先はカットするので、ホームカラーもありだと思います。ただ後頭部はムラになりやすいです。

WEBでカウンセリングしてサロンカラーをオーダーメイドでき、自宅に届く。そんなネットショップもあるので自宅で染めたいけど、市販品よりサロンカラーをやりたい!という方にはおすすめです。

カラー剤にはアレルギー反応が出る方もいるので、プロにまかせるのがやはり良いでしょう。

最後にこれは知ってもらいたい事があります。特に就職活動を始める大学生の方。

自分で髪を黒くすると、就職が決まりまた髪を明るくしたいとき、簡単には明るくできないのでその時は美容室でやりましょう!

脱染剤というブリーチ剤で黒を落とさなければ色を変えることすら難しいですし、髪のダメージがひどくなります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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